Research

オフライン手書き文字数式化手法の提案とその応用

著者

新納真次郎, 久保田夏海, 斉藤絢基, 中村聡史, 鈴木正明, 小松孝徳

概要

 この研究では先行研究である「手書き文字の平均化」や「手書き文字のアニメーション表現」で使われていたデジタル入力された手書きストロークの数式化を、アナログな紙の上の文字に対しても行うことを可能にした研究です。実際に共著者の出身高(香蘭女学校様)にご協力していただき、700人程度の文字を収集し,その平均文字を分析することで本研究の有効性や課題点を明らかにしました。

 ここで行った平均文字の分析として、学年における平均文字の推移を調査したところ以下のような結果になりました。

 この図を見てもらえると分かる通り、学年が上がるにつれて文字が小さくなる傾向がありました。これは学年が上がっていくにつれ受験や模試などの試験の機会が増え、限られたスペース内での記入をすることが多くなることが原因ではないかと考えています。詳しくは発表記事原稿を参照していただければと思います。

最近の進捗状況

 何の成果も得られませんでした。今年中には成果をあげたいと思います。

デモ・スライドなど

GN101でのスライド

業績